知っていますか?早漏とEDの定義

早漏とEDの定義

男性の皆さんでも早漏やEDの定義って、意外と知らないという人が多いのではないでしょうか。
「勃たないのがED」
「入れてすぐイッてしまうのが早漏」
だと思っていませんか?

あながち間違ってはいませんが、それだけではありません。
医学的に決められた定義や、さまざまな原因があります。

EDと早漏の定義を理解して、原因を知ることで自分にあった治療の第一歩につながるかもしれません。

EDの定義

意外と知られていないEDの定義って気になりませんか?
上記でも書いたとおり、勃起しない症状だけがEDではありません。
EDの定義とは?
満足な性行為を行なうのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること
2015年に行なわれた性医学に関する第4回国際会議にて上記のように定義されています。

・性欲はあっても勃起しない
・勃起しても十分に硬くならない
・挿入しても柔らかくなってしまう
・いつも勃起できないわけではない
などの症状もEDといえます。

EDの原因は大きく分けて3つある

EDを発症してしまう原因は個人差がありますが、大きく分けて3つに分けられます。
【EDの原因】
・心因性ED
・器質性ED
・薬剤性ED

心因性EDは精神的なストレスやトラウマからEDの原因になってしまいます。
器質性EDは物理的な原因。
薬剤性EDは薬の副作用によって、EDになってしまいます。

あなたのEDはどれに当てはまりますか?

心因性ED

心因性EDは、20代や30代に多く見られるEDの原因。
健康体でありながら、性行為の場合に勃起できなかったり中折れの頻度が多かったりなどの症状がみられます。

原因としては、仕事や家庭など日常生活においてストレスを抱えている、性行為がうまくいかなかった時のトラウマ、精神的ストレスなどが大きく関係。
中には妊活にストレスを感じ子作りEDになるケース、はじめて性行為をする相手だと緊張してしまう初対面EDなど、さまざまな精神的ストレスによってEDになってしまいます。

ストレスやプレッシャーを感じてしまうことで、性的な興奮が起こってもスムーズに勃起ができなくなってしまいます。

器質性ED

器質性EDは、中高年に多い原因です。
物理的に勃起が阻害されるEDのことを言います。

器質性EDの中でもタイプが大きく3つに分かれています。
①生活習慣病や加齢による動脈硬化や男性器周辺の外科手術によって、血管が損傷してしまった血管障害によるもの
②ストレス・加齢・喫煙・飲酒などによって、男性ホルモン(テストステロン)が低下する内部分泌機能低下によるもの
③事故や外的手術によって脳から男性器までの伝達神経が損傷してしまった神経障害によるもの

生活習慣病の人や、日頃から喫煙・飲酒をする人は血管に負担をかけてしまいます。
器質性EDになりかねないので、注意が必要なのです。

薬剤性ED

疾患をわずらっている人で、心因性EDは、ED気味の方は服用中の薬が原因の可能性があります。
薬の副作用によって、「性的に興奮しても勃起できない」「挿入しても中折れしがちだ」などのEDの症状を引き起こす可能性があります。

【EDを引き起こす可能性のある薬】
降圧剤
β遮断剤、Ca拮抗剤、交感神経抑制薬、利尿剤(サイアザイド系、スピロノラクトン)
ホルモン剤
5α還元酵素阻害薬、LH-RHアナログ、抗アンドロゲン薬、エストロゲン製剤
精神神経薬
麻酔、催眠鎮静薬(バルビツール系)、抗うつ薬(三環系抗うつ剤、SSRI、MAO阻害薬)、向精神病薬(フェノチアジン系、ブチロフェノン系、スルピリド、その他)
抗潰瘍薬
スルピリド、メトクロプラミド、シメチジン
呼吸器系・アレルギー用剤
ステロイド剤、プソイドエフェドリン、抗ヒスタミン薬(クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン)、β刺激薬・抗コリン薬、テオフィリン
脂質異常症治療薬
フィブラート系、スタチン系
その他
非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)

上記の薬を服用中で、EDの症状で悩んでいる人は薬剤性EDの可能性が高いです。
1度かかりつけのお医者様と相談することをオススメします。

早漏の定義

早漏は「Premature Ejaculation」の省略。
性行為の際、挿入前後に希望時間より早く射精してしまう状態が繰り返すこと、という意味になります。

実は早漏の定義ははっきりと決まっていません。
しかし、国際性医学会(ISSM)が定めた早漏の定義として、
・膣への挿入前または挿入して1分以内に、常にまたはほぼ常に発生する射精
・膣内への挿入で射精を遅らせることができない
・射精をコントロールできないことで、苦痛を感じたり性行為を避ける
などの症状をいいます。
(引用元:国際性医学会・生涯にわたる早漏の証拠にもとづく定義https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18498422/)

膣内へ挿入する前や挿入後1分以内に射精してしまうとありますが、挿入の希望時間は個人差があります。
希望する挿入時間が10分だという人もいれば、3分で十分という人もいるのです。
上記の早漏の定義はあくまでも目安であり、早漏なのかどうかはその時の精神状態や女性との関係で異なります。

早漏の原因は主に3つある

早漏
早漏の定義を知ったところで、気になるのは原因。
一口に早漏といっても、原因は大きく分けて3つあります。

【早漏になる3つの原因】
・精神的なトラウマやストレスからくる心因性
・陰茎や性感帯が敏感になりすぐに射精してしまう過敏性
・射精をコントロールする筋肉が衰えてしまう衰弱性

あなたに当てはまるのは、どの原因ですか?

心因性早漏

心因性早漏は性的な想像をしたりセックスなどの場面を思い起こすだけで、陰茎に外的刺激を与えなくとも射精してしまう状態をいいます。
過去の性行為で早く射精してしまった時のトラウマやストレスが大きく関係。
「またすぐに射精してしまうかもしれない…」という焦りや不安が交感神経を刺激して、興奮状態が起こりやすくなっているといわれています。

過敏性早漏

過敏性早漏は陰茎や性感帯が過敏になり、少しの刺激を受けただけですぐに射精してしまう状態をいいます。
原因としては、
・オナニーをする際に早く射精する癖がついてしまっている
・亀頭が包皮に包まれている人
などに多いとされています。

衰弱性早漏

衰弱性早漏は、年齢を重ねるごとに射精をコントロールしていた筋力が衰えてしまい、絶頂を迎える前に射精してしまう状態をいいます。

年齢とともに男性ホルモンが徐々に減少。
射精をコントロールすることが難しくなり、結果早漏になってしまいます。
40代以上の男性に多い原因です。


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